上天草でシカ目撃 泳いで海渡る?市職員が撮影-熊本のニュース│ くまにちコム
天草地域では長年生息が確認されていなかったシカが3日、上天草市龍ケ岳町の山間部で目撃され、写真撮影された。海を泳いで渡ってきたと考えられ、専門家は「増えすぎると食害で農林業や生態系に悪影響を及ぼす」と警戒している。
撮影したのは上天草市職員の高野信子さん(59)=同市松島町。3日午後5時ごろ、車で走行中に路上にシカがいるのを発見した。シカは1分ほど車の方を見つめた後、ガードレールを超えて谷底へ向かったという。高野さんは「子ジカのように見えた」と話している。
天草地域では、貝塚からシカの骨が出土しているが、熊本大の研究者らが30年ほど前に実施した本格的調査では生存が確認できず、いなくなったと考えられてきた。しかし、5年ほど前から目撃情報が寄せられるようになっていた。
(全文は上記にて)
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